今回は「月の影 影の海(下)十二国記(著者:小野不由美)」という小説を評価レビューしていきます。
【あらすじ・内容】月の影 影の海(下)、どんな話?
「月の影 影の海(下)」とは、小野不由美による大人気ファンタジー『十二国記』シリーズ第1作目の下巻です。
この下巻では、上巻での「理不尽な苦難と裏切りの旅」を経て、主人公・中嶋陽子が「自分の運命を受け入れる」までの展開が描かれています。
・・・・
疲れ果て倒れていた所に現れた、奇妙なネズミ・楽俊。
陽子は動くことさえままならず、楽俊の家で治療を受けることにした。
だが、陽子は信用していなかった。
これまで何度も裏切られた経験から、善意に見える者でも心の内では何を考えているか分からなかったからである。
それでも、この先どうしていいか分からなかった陽子は、ひとまず楽俊の助言を得て、楽俊と共に自分の存在(海客)を受け入れてくれるという国・雁国に向かうことにした。
そしてその道中、またもや妖魔の襲撃を受ける。
そこで陽子は、1つの決断を迫られることになるのだが…
【口コミレビュー・感想】月の影 影の海(下)十二国記
〝月の影 影の海(下)十二国記〟
上巻に続き、Audibeで聴いてみた。
上巻途中から、ようやく面白くなってきたこのシリーズ。
十二国記は人気シリーズなのだが「魔性の子」から読み始めてしまったので、ちょっとつまんないかも…というのが初読の感想だった。
だが「月の影 影の海(上)」途中から面白い展開になり始め、それからは毎夜少しずつ聴き続けていた。
下巻では、ほぼ冗長なシーンがなく、一気に物語が展開していくのがとても良い。
また「魔性の子」の主人公だった泰麒についての情報も少しだけあり、ちょっとずつ繋がり始めるのも興味深い(とはいえ先ほども言ったが、魔性の子から読むのはあまりおすすめしない。※レビュー)
上下巻聴き終わっての評価としては、
十二国記は、ファンタジー好きなら楽しめる世界観なのは間違いない。
ただし(何度も言うが)魔性の子は少し退屈なので注意!
オーディオブックでも、心地良く世界観に浸れたので、気になっている方はぜひ。
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