今回は「豚のレバーは加熱しろ[1巻](著者:逆井卓馬)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:逆井卓馬
声優・ナレーター(朗読):佐伯美由紀
再生時間:8時間12分
【あらすじ・内容】豚のレバーは加熱しろ[1巻]、どんな話?
「豚のレバーは加熱しろ」とは、豚のレバーを食べ腹痛を起こした結果、意識を失い、異世界で豚に転生した男の物語です。
「異世界ファンタジー×コメディ」作品となっており、今回はシリーズ第1巻となっています。
(※第26回電撃小説大賞の金賞作品)
・・・
目覚めたら、俺は「豚小屋」にいた。
全身に違和感を覚え、手足を動かそうとするが動かず身体も重い。
…意識を失うまでの記憶を思い返してみた。
……
そういえば俺は豚のレバーを生で食い、腹を食いちぎられるような痛みに襲われたのだ。
そして気づいたら、この豚小屋にいた。
神様は、愚かな俺を罰し、豚小屋に放り込んだというのか…
…などと思案していると、急にあたりが明るくなった。
1人の美少女が、こちらへやってくる。
屈み込み、俺に何か話しかけているようだ。
俺は必死に助けを求め、声を発すると、、
「ンォゴッ!」
……俺は理系オタクだが、さすがにこんな気色悪い音を発したことはない。
が、とうとうやってしまったということか…などと思っていると、
ーーまぁ大変、豚じゃないんですね!
!!??
……この美少女は何を言っているのだろうか?
【口コミレビュー・感想】豚のレバーは加熱しろ[1巻]
“豚のレバーは加熱しろ[1巻]”
アニメで知ってはいたが、見たことはなかった。
Audibleで配信されたので、さっそく聴いてみることに。。
もはや異世界ラノベは溢れすぎているが、コメディ系は結構少ない。
だから期待して聴き始めたのだが…
う~ん、、つまらなくはない。
ないが、豚という以外、そこまでキャラに特徴がない気がする。
豚の中身(主人公)も、ぶっちゃけ特徴のないオタクなので思考があまり面白くないし、ヒロインもラノベにありがちな都合の良い天然系美少女。
どちらも嫌悪感を抱くようなキャラではないが、パッとしない…というのが正直なところ。
とはいえ、「豚のレバーは加熱しろ」は、シリーズ化されている人気小説。
なので、コメディ系を求めている人は、一度聴いてみるのもおすすめ。
ただ個人的には、同じラノベコメディ作品なら「このすば」のほうが面白いと思う。
豚レバは、このすばのキャラと比べると少しインパクトが弱く、次の巻を読みたいとは思わなかった。
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