今回は「教場(著者:長岡弘樹)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:長岡弘樹
声優・ナレーター(朗読):遠藤純平
再生時間:8時間44分
【あらすじ・内容】教場、どんな話?
「教場」とは、長岡弘樹の小説で、日本の警察学校を舞台にした物語です。
六話の短編で一冊が構成されており、警察官の育成や生徒たちの成長を描いています。
(例えば、警察学校は優秀な警察官を育てる場ではなく、適性のない人間を排除するための場であるという厳しい現実など)
「教場」は、警察学校という特殊な環境を背景に、登場人物たちの人間ドラマや成長を深く掘り下げた物語となっています。
- 第一話:「職質」
- 第二話:「牢問」
- 第三話:「蟻穴」
- 第四話:「調達」
- 第五話:「異物」
- 第六話:「背水」
- 「エピローグ」
【口コミレビュー・感想】教場
“教場”
ドラマが面白いと評判だったので、Audibleで聴いてみることに。
警察学校を舞台にした小説を、あまり読んだことがなかったので楽しみにしていたが、
う~ん、、少し期待外れ。
ドラマティックには描かれている気はするが、さすがに人命が極端に危ぶまれるほどの裏切りや暴力はしないのではないだろうか。それともこれは取材した結果なのか?
(※実際、元警察官だという人の口コミを見ても、ありえないと評していた)
もちろん、裏切りや暴力などはあってもおかしくないし、警察官の学校であれば、普通よりずっと厳しく理不尽なのは確かだろう。
だが、何か違和感を感じ、ストーリーに入り込めなかった。
また、この小説は、1話ごとの短編形式で、それぞれがあまり繋がりがあるわけでもないので、早く続きを読みたい…とはならないのも残念。
登場人物も微妙で、1番印象に残りやすい人物は、風間教官だろうが、その風間にしてもどこか既視感のあるキャラだった。
ドラマは面白いと評判だが、小説自体は特に引き込まれず、正直がっかり。
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