今回は「ハサミ男(著者:殊能将之)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:殊能将之
声優・ナレーター(朗読):松岡侑李
再生時間:12時間42分
【あらすじ・内容】ハサミ男、どんな話?
「ハサミ男」とは、殊能将之のミステリー小説で、第13回メフィスト賞を受賞した作品です。
この物語は、ハサミ男という謎の連続殺人犯を中心に展開していくミステリーとなっています。
・・・
ハサミ男。
被害者の喉元にハサミを突き立てて犯行に及ぶことから、その名で世間を騒がせていた。
これまでの被害者は、女子高生2人。
そしてハサミ男は、3人目のターゲット(樽宮由紀子・高校2年生)に迫っていた。
しかしハサミ男が犯行に及ぶ前に、何者かがその女子高生を殺害。しかもハサミ男と同じ手口で。
ハサミ男は、その模倣犯を探し出すべく調査を開始。同時に警察も捜査に乗り出すことになることになるのだが…
【口コミレビュー・感想】ハサミ男 殊能将之
“ハサミ男”
第13回メフィスト賞受賞作をAudibleにて。
ここ最近のミステリーおすすめで、よく目にする「ハサミ男」
気になったので、試しに読んでみたのだが…
そんなに面白いか?
初版発行が1999年ということなので、当時の感覚だと斬新となるのかもしれない。
だが、今だと取り立てて評価するほど「すげぇ!」とはならなかったのが正直な所だ。
真相にたどり着くまでも結構冗長気味なのでエンタメ作品としても微妙だし、真相を聞いても「ふ~ん」ぐらいにしかならなかった。
(※この叙述トリックも最近では珍しくないため、なんとなく可能性として頭にあったというのも原因の1つだと思う)
良いミステリーの時に感じる、真相を聞いた瞬間の「おぉ!なるほど」があまりなかったので、個人的にはそこまでおすすめミステリーではないかな…
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