信者を騙す“宗教の奇跡”が面白い「ガダラの豚1 Audible【口コミレビュー・感想・評価】ガダラの豚1

今回は「ガダラの豚1(著者:中島らも)」という小説を評価レビューしていきます。

著者:中島らも

声優・ナレーター(朗読):山内圭哉

再生時間:7時間35分


【あらすじ・内容】ガダラの豚1、どんな話?

ガダラの豚』は、作家・中島らもによる小説で、今回はその第1巻となります。

物語は、日本で密かに勢力を強めていた新興宗教と、超能力などの実態や真実を追求する内容となっています。

・・・・

呪術などを研究する学者・大生部おおうべ教授。

大生部教授は、新興宗教に傾倒してしまった妻に頭を悩ませていました。

そこで超能力者狩りと噂される男・ミラクルに協力を求めます。

二人は、宗教団体が信者に示す「奇跡」がすべてペテン(手品)であることを暴こうと潜入するのですが…


【口コミレビュー・感想】ガダラの豚1 中島らも


ガダラの豚1

レビュー評価の高い中島らも作品を、Audibleで聴いてみた。


初めのほうは、少し退屈で聴くのも面倒と感じていた。

だが、妻が宗教にハマり始め、それを暴こうとする展開から少し面白く、もう少し聴いてみよう…という気に。

その判断は正解で、その後は最後まで結末が気になる展開だった。

詐欺宗教の実態も楽しめたし、一見超能力とも思える仕組みも、なかなかに興味深い。

また、登場人物も個性豊かな人達ばかりなので、こういった少しふざけながら進んでいく小説が好きな人は楽しめると思う。


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