今回は「誰が勇者を殺したか(著者:駄犬)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:駄犬
ナレーション(朗読):德石勝大
再生時間:6時間31分
【あらすじ・内容】誰が勇者を殺したか、どんな話?
「誰が勇者を殺したか」とは、魔王を倒した後の勇者の死を巡る物語です。
魔王は倒された。
しかし、英雄である勇者は王国へは戻ってきませんでした。
調査を進めるも、勇者の仲間たちは、死の真相について言葉を濁します。
「なぜ、勇者は死んだのか?」
この物語は、勇者の仲間や関係者たちに取材する形で、彼らの独白やインタビュー形式で話は進行していきます。
勇者の死を探る過程で、仲間たちの感情や葛藤、本当の勇者の姿など、真相に迫っていくファンタジーミステリーです。
【口コミレビュー・感想】誰が勇者を殺したか
“誰が勇者を殺したか”
目を引くタイトルで、界隈でも話題になっていた1作。
Audibleで配信されたので、さっそく聴いてみた。
タイトル通り、“勇者の死の真相を追う”という流れから物語は始まる。
勇者に関係する者へのインタビュー形式で始まっていくのだが、初めの方は少し退屈。
正直、勇者が死んだ、と言われても勇者に感情移入していないので「ふ~ん」程度でしばらく進んでいく。
なので、話題作となってなければ、途中で読むのをやめた可能性は十分ある。
ただ、真相まで聞けば、感情的に少し熱くなれると思う。
「勇者の死とは、そういうことだったのか…」
となる、美しくも切ないファンタジーミステリーだった。
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