今回は「こちら空港警察(著者:中山七里)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:中山七里
ナレーション(朗読):弓野真紀
再生時間:7時間8分
【あらすじ・内容】こちら空港警察、どんな話?
「こちら空港警察」は、中山七里による小説で、成田空港を舞台にした警察物語です。
この物語は、新たに就任した空港警察の署長である仁志村賢作が、様々な事件を解決していく様子を描いています。
(※この署長を中心とした物語が、1話ごとの短編形式で展開されている)
麻薬密輸、ATB(エアーターンバック)、ハイジャックなど、さまざまな事件が描かれ、陰で“役立たず”と言われている空港警察のドラマが繰り広げられていきます。
【口コミレビュー・感想】こちら空港警察
“こちら空港警察”
成田空港を舞台とした警察小説。
読みやすい文体で、Audibleで聴けば、テレビでドラマを見ているかのように楽しめる一冊だと思う。
ただ、おすすめできる小説かというと「う~ん…」となってしまうのが正直なところ。
というのも、物語の体は為しているものの全体的に軽いのだ。
これは多作である、中山七里の難点かもしれない。
つまらないわけではないのだが、のめり込むほどの深さがない。
“整ったドラマの脚本”を読んでる感じ、とでも言うべきか。
なので、小説慣れしてない人にはおすすめできるが、そうでない場合は微妙かもしれない。。
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