今回は「クトゥルフのいざない クトゥルフ・オリジン(著者:杉本=ヨハネ)」というゲームブックについて、評価レビューしていきます。
【あらすじ・内容】クトゥルフのいざない、どんな話?
「クトゥルフのいざない」とは、ラヴクラフト原作のクトゥルフ神話を基にしたゲームブックです。
(※ゲームブックとは、読者の選択形式で物語を進める小説)
この物語は、20世紀前半のアメリカ南部を舞台に、不気味な邪教徒たちが引き起こす事件を描いています。
・・・
1907年11月1日。
アメリカ合衆国ニューオリンズの警察署に、1件の出動要請があった。
聞けば、誰も近づかない林の奥で、怪しい儀式を行っている者たちがいると言う。
警視正である私は、さっそく部下を20名従え、現場へ向かうこととなったのだが…
【口コミレビュー・感想】クトゥルフのいざない
“クトゥルフのいざない”
(※KindleUnlimitedで読めるゲームブック)
今回のゲームブックは、
調査をしながら進める、ミステリー型の推理×冒険ゲームブック。
基本的に、サイコロや鉛筆は必要なく、キーワードなどを覚えておくだけでOK。
このゲームブックでは「パニック値」という数字が使われており、選択によって増減するので注意が必要。
また、“クトゥルフのいざない”の内容については、
アメリカ合衆国の小説家“ラヴクラフト”のクトゥルフ神話(原作:クトゥルフの呼び声)を基に、ゲームブックを作成しているという。
なので、なかなか物語の完成度も高く、小説としてもゲームブックとしても楽しめる作品だ。
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