今回は「そして誰もいなくなった(著者:アガサ・クリスティー)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:アガサ・クリスティー
翻訳:青木久惠
声優・ナレーター(朗読):平川正三
再生時間:8時間48分
【あらすじ・内容】そして誰もいなくなった、どんな話?
「そして誰もいなくなった」とは、アガサ・クリスティによるミステリー小説で、彼女の代表作の一つです。
この物語は、孤島に集められた十人の人々が次々と殺されていくという緊迫したストーリーが展開されていきます。
・・・
10人の男女が、絶海の孤島“兵隊島”へと招待された。
不思議なことに、主催者に誰も会ったことがないという。
疑問を持ちながらも島に着くと、部屋には10体の小さな兵隊の人形と、“十人の小さな兵隊さん”の詩が飾られていた。
「十人の小さな兵隊さん」
小さな兵隊さんが10人、食事に行ったら1人が喉につまらせて、残り9人
小さな兵隊さんが9人、寝坊をしてしまって1人が出遅れて、残り8人
小さな兵隊さんが8人、デボンへ旅行したら1人が残ると言い出して、残り7人
小さな兵隊さんが7人、薪割りしたら1人が自分を割ってしまって、残り6人
小さな兵隊さんが6人、丘で遊んでたら1人が蜂に刺されて、残り5人
小さな兵隊さんが5人、大法官府に行ったら1人が裁判官を目指すと言って、残り4人
小さな兵隊さんが4人、海に行ったら燻製ニシンに食べられて、残り3人
小さな兵隊さんが3人、動物園に歩いて行ったら熊に抱かれて、残り2人
小さな兵隊さんが2人、日向ぼっこしてたら日に焼かれて、残り1人
小さな兵隊さんが1人、1人になってしまって首を吊る、そして誰もいなくなった
すると突然、どこからともなく蓄音機のレコードが鳴り響く。
その内容は、今回集められた者たちの“過去に犯した罪”を述べるものだった。
皆が一様にその罪を否定するも、どうやら皆訳アリの人物達らしい。
だがハッキリしないことを責め立てても仕方がない。
とりあえず、皆で食事をすることにした。
が、1人の青年が飲み物を飲み干した瞬間、その場に倒れ込んでしまった。
……動かない。
“十人の小さな兵隊さんの詩”を読むと、1番最初にこう記されている。
“小さな兵隊さんが10人、食事に行ったら1人が喉につまらせて、残り9人”
【口コミレビュー・感想】そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー
“そして誰もいなくなった”
どの媒体でも見たことがなかったが、今回Audibleで発見したので聴いてみることに。
ミステリー小説では超有名なアガサクリスティーの代表作。
ゆったりとオーディオブックで聴き始めたが、、
なるほど、多くのミステリー作品がこれをオマージュしているというのがよく分かった。
この作品は、登場人物ごとに多視点で進む構成となっているが、そこまで複雑ではないので読みやすいと思う。
そして最後の最後まで、誰が犯人か分かりにくくなっており「あれ?どいつが主催者なの?」となりやすいのもGood!
もしまだ読んだことがなくて、読み始めるのが億劫に感じている方は、ぜひAudibleなどのオーディオブックを活用してみてはいかがだろうか。
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