今回は「板上に咲く(著者:原田マハ)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:原田マハ
声優・ナレーター(朗読):渡辺えり
再生時間:6時間56分
【あらすじ・内容】板上に咲く、どんな話?
「板上に咲く」とは、原田マハがAudible用に書き下ろしたオーディオファースト作品です。
この小説は、著名な日本の版画家である棟方志功の人生を描いた物語となっています。
(※棟方志功の妻チヤの視点で、物語が描かれています。)
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画家への道を志し、青森から裸一貫で上京してきた男、棟方志功。
師もいない。金もない。さらには、弱視というハンデを背負っていた。
誰にも負けない点といえば、“ゴッホへの憧れ”ただ一つ。
棟方は、いつか自分の絵が世界へ羽ばたく日を夢見て、懸命に絵を描き続けていた。
しかし努力を重ねても、棟方の絵は一向に売れる気配がない。
ゴッホに憧れた男、棟方志功。
彼は、いかにして“世界のMUNAKATA”になったのか?
【口コミレビュー・感想】板上に咲く
“板上に咲く”
原田マハがAudibleのために書き下ろした、オーディオブック小説。
この小説は、棟方志功の妻視点で物語が語られていく。
Audibleで聴いてると、冒頭はかなり退屈。
この物語の語りは“妻”、ということを伝えるためもあるんだろうけど、もうちょっと早く棟方志功の物語を始めてほしかった。
とはいえ、棟方志功という画家に少しでも興味がある方は、楽しめる作品になってると思う。
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