今回は「玩具修理者(著者:小林泰三)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:小林泰三
声優・ナレーター(朗読):塩尻浩規
再生時間:6時間41分
(※玩具修理者:1時間12分 , 酔歩する男:5時間13分 , 解説:14分)
【あらすじ・内容】玩具修理者、どんな話?
「玩具修理者」とは、小林泰三の短編小説で、第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞したデビュー作です。
不気味で奇妙な世界観を描いた物語で、この本には玩具修理者の他に「酔歩する男」という作品が収録されています。
・・・玩具修理者
喫茶店で、サングラスをかけた女性が、一緒にいた男性に向かって、子供の頃の奇妙な思い出を語り始めた。
彼女がまだ幼い頃、近所に「玩具修理者」と呼ばれる不思議な存在がいたという。
その人は、壊れたものなら、何でも直してくれる。
それは人形やおもちゃの車だけでなく、複雑なゲームソフトなど何でも治してくれた。
そんなある日、彼女はあやまって弟を死なせてしまう。
両親に怒られることを恐れた彼女は、弟の死体を玩具修理者の元へ持っていった、というのだが…
【口コミレビュー・感想】玩具修理者 小林泰三
〝玩具修理者〟
結構前にAudibleで聴いた作品だが、なんか思い出したのでレビュー。
まず、表題の〝玩具修理者〟は、約1時間程度で聴ける短編小説となっている。
その気軽さもあり、隙間時間に何気なく聴いてみた作品だったのが、、
期待以上には、面白かった(※結構前(1995年)だが、ホラー大賞の短編部門を受賞)
めちゃくちゃ怖いかというと評価は難しくなってくるが、奇妙で不気味な世界観が好きな人は十分楽しめる短編になっていると思う。
オチもしっかりついてるので、なんとなく勢いで作った短編とかでもなさそう。
面白くない作品は、時間が経つと記憶にも残らないが、この作品はそうではなかった。
短編の中では、クオリティの高いおすすめホラー小説。
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