グラスホッパー【口コミレビュー・感想・評価】Audible

今回は「グラスホッパー(著者:伊坂幸太郎)」をレビューしていきます。

著者:伊坂幸太郎

ナレーション(朗読):原島梢

再生時間:10時間2分


【あらすじ・内容】グラスホッパーって、どんな話?

グラスホッパーとは、伊坂幸太郎小説で、殺し屋に関わる3人の視点で進んでいく物語です。

元教師の鈴木は、妻を殺した男に復讐すべく、その男の犯罪組織に潜入し、社員として調査を開始。

しかし、その男は「押し屋」と呼ばれる存在によって、車にかれてしまいます。

鈴木は組織から、その押し屋を追うように指示され、追跡を開始するところから物語は展開していきます。

一方、自殺専門の殺し屋・鯨やナイフ使いの若者・蝉も、それぞれの理由で、押し屋を追い始め、それぞれの思惑が交錯。

三人の物語が絡み合い、疾走感あふれる展開が繰り広げられる、異色の「殺し屋」小説です。


【口コミレビュー・感想】グラスホッパー 伊坂幸太郎


シリーズ化されている、伊坂幸太郎の殺し屋小説の第一弾。

シリーズの評価が高かったので、とりあえずAudibleで聴き始めてみた一冊。

伊坂幸太郎の小説ではお馴染みのようになってきた、複数視点での物語。

この話のキーマンは「押し屋」と呼ばれる存在だが、早々に目星がついた上で展開されていく。

キャラもそれぞれ全く違うタイプで、葛藤・行動など、どの視点も楽しく読んでいける。

各キャラがどう絡み合うのかも、この作品の魅力の1つだろう。

曖昧なままで終わった部分もあったが、

物語に無駄な部分はほとんどなかったので、さすが伊坂幸太郎だと思った。


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