隠れた勇者…「ハリー・ポッターと死の秘宝【口コミレビュー・感想・評価】Audible

今回は「ハリー・ポッターと死の秘宝(著者:J.K.ローリング)」という小説を評価レビューしていきます。

著者:J.K.ローリング

翻訳:松岡佑子

声優・ナレーター(朗読):風間杜夫

再生時間:35時間33分


【あらすじ・内容】ハリー・ポッターと死の秘宝、どんな話?

ハリー・ポッターと死の秘宝」とは、J.K.ローリングによる「ハリー・ポッター」シリーズの第7巻であり、シリーズの最終巻です。

この物語は、主人公ハリー・ポッター達とヴォルデモートの最終決戦に向けての冒険が描かれています。


・・・・

ついに動き出したヴォルデモート。

不死鳥の騎士団は、ハリーポッターを無事安全な所へ逃がすため、ある作戦を実行する。

「七人のハリーポッター」

不死鳥の騎士団員を始め、ロン・ハーマイオニーなどが“ハリーに変装し、それぞれが別ルートで移動する”というもの。

ハリーはその作戦に反対するが、皆に押し切られ作戦を強行。

一斉に飛び立った、七人のハリーポッター。

しかし、ヴォルデモート率いる死喰い人に襲われ、それぞれが散り散りになっていく。

ハリーは無事、目的地にたどり着けるのだろうか、そして七人のハリーポッターの運命は…


【口コミレビュー・感想】ハリー・ポッターと死の秘宝


“ハリー・ポッターと死の秘宝”

Audibleにて35時間越えの大長編を聴いてみた。


ハリー・ポッターも、ついに最終巻。

寝る前の少しの時間を活用して聴き続けた。

まず思ったことは、ネビルはTHEグリフィンドール(勇者)

映画などでもそうだったが、最初のほうはかなり臆病で情けないキャラとして描かれていた。

だが、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」あたりから、ネビルは勇者覚醒していった。

ハリーポッターシリーズにおいて、ロン・ハーマイオニーに続く、第4の存在と言ってもいいのではないだろうか。

ネタバレになりすぎるので詳しくは言えないが、

ある展開において、皆が絶望の声を上げる中、1番槍のようにヴォルデモートに立ち向かっていったのがネビル。

ハーマイオニーも好きだったが、最終巻でネビルが1番好きなキャラになった。

ネビルは初めが情けなかった分、もはや本当の勇者のようだった。


また、ちょっと異色だが、ダーズリー家のダドリーとの別れも少し印象に残っている。

あれだけ憎まれキャラだったのに、最後はハリーとの別れを惜しんでるあたりが、なんだか少しなごんだ(笑)


そして、ハリーポッター。

前回の「ハリー・ポッターと謎のプリンス(感想レビュー)」では、ハリーは1番嫌なキャラなんじゃないか?と物申したが、今回はそうでもなかったかも。

やっぱり最後は、主人公なので良い感じに描いたのだろうか。

ただ、ハリーポッターとヴォルデモートの決闘は、あまりにも一瞬でケリがついた。

まぁ変に長引かせるよりはいいかもしれないが、想像以上に早かったのは確かだ。


最終巻は、スネイプやダンブルドアなど、真の秘密も明らかになっていくので、

映画では描かれなかった部分など、ぜひ原作小説で楽しんでみてはいかがだろうか。


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