今回は「氷菓(著者:米澤穂信)」という小説をレビューしていきます。
著者:米澤穂信
ナレーション(朗読):土師亜文
再生時間:5時間21分
【あらすじ・内容】氷菓って、どんな話?
「氷菓」は、米澤穂信による小説で、推理要素を取り入れた青春ミステリー小説です。
物語は、高校の古典部に所属する主人公・折木奉太郎が中心となります。
彼は「無駄を省く」をモットーにしていますが、友人の千反田えるの好奇心に引き込まれ、さまざまな謎を解決していくことになります。
古典部の活動を通じて発生する小さな謎や事件を描きつつ、登場人物たちの人間関係や成長も描かれています。
特に、彼らのコミュニケーションや思考の過程が丁寧に描かれ、読者を引き込む要素となっています。
(※「氷菓」は、アニメ化・漫画化・映画化された作品です)
【口コミレビュー・感想】氷菓 米澤穂信
「どこかで聞いたことあるな…」
と思っていたら、アニメで有名だった米澤穂信の作品。
アニメの氷菓も観たことはなかったが、それでも知っているということは、それだけ知名度が高かったのだろう。
さて、氷菓の中身についてだが、
アニメを観ているような気分で、ライトに学園推理ものの物語を楽しめた。
ライトノベルほどではなく、ライト文芸といったジャンルにあたるのかなとは思う。
時代設定は、感覚で昭和後期~平成初期あたりの雰囲気を感じたが、実際は2000年(平成12年)となっている(※アニメ版では、2012年に変更)
著者米澤穂信のデビュー作ということだが、今の新人賞と比べると、構成もしっかりしていて文体も読みやすい。
シリーズ化しているようなので、機会があったら、続きも読んでみたい。
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