今回は「ジャックと豆の木」という小説を評価レビューしていきます。
著者:楠山正雄
声優・ナレーター(朗読):五十嵐浩子
再生時間:28分(小学館の名作文芸朗読)
【あらすじ・内容】ジャックと豆の木、どんな話?教訓は?
「ジャックと豆の木」とは、イギリスの童話で、ジョセフ・ジェイコブスという作家が描いた物語です。
この童話はいろんな方が翻訳されていますが、今回紹介するのは有名な〝楠山正雄〟の翻訳です。
・・・
物語の主人公はジャックという少年です。
彼は貧しい家に住んでおり、牛を家畜として飼っていました。
ある日、ジャックは母親に言われて、牛を市場で売りに行くことになります。
しかしジャックは、途中の道である男に騙されて、牛と豆を交換してしまいます。
母親はその豆を見て怒り、窓から投げ捨ててしまいます。
ですがその豆が成長し、空高く伸びる巨大な豆の木になりました。
ジャックは決意し、その豆の木を登ってみました。
するとそこには、鬼が住む大きな家があったのですが……
ジャックと豆の木の教訓は、物語の最後の文章に集約されています。
↓↓
「あのとき、豆のはしごをみて、すぐとそのまま、どこまでものぼって行こうという気をおこしたのが、そもそもジャックの運のひらけるはじめだったのです。あれを、ただぼんやり、ふしぎだなあとおもってながめたなり、すぎてしまえば、とりかえっこした牝牛
は、よし手にもどることがあるにしても、あなたたちは、あいかわらず貧乏でくらさなければならない。だから、豆の木のはしごをのぼったのが、とりもなおさず、幸運のはしごをのぼったわけなのだよ。」
つまり、
「何事も挑戦してみなければ始まらないよ」
という感じの教訓です。
ただ見てるだけでなく、実際にやってみよう!ということ。
【口コミレビュー・感想】ジャックと豆の木 楠山正雄
〝ジャックと豆の木〟
ジョセフ・ジェイコブス原作の童話、楠山正雄の翻訳でAudibleにて。
「ジャックと豆の木」は、もちろん昔から知っていた童話。
だが、よくよく考えたら、あまり深くは記憶していない物語だった。
そこで今回、Audibleを通じて、楠山正雄が翻訳したジャックと豆の木を聴いてみたのだが……
「あれれ…主人公の行動……なんかイラっとするぞ」
(=_=)
自分勝手に鬼の家に侵入したくせに、その家の宝を盗んで逃げて、盗んで逃げて…を繰り返す。
そして最終的には、鬼を倒して自分は幸せになり「めでたしめでたし👏」となる。
……いやいや、それはさすがにあんまりではないかい(-_-メ)
子供の頃読んで忘れていただけに、少しだけ興味を持って読んだのだが、ちょっと残念だった。
もしかしたら、ジャックと豆の木に限らず、こういった童話は多いのかもしれないな。。
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