今回は「人類は衰退しました1(著者:田中ロミオ)」という小説をレビュー紹介していきます。
著者:田中ロミオ
ナレーション(朗読):鈴木勝美,小林大紀,蘭乃和佳子,南波ゆき,越乃奏,柴田芽衣
再生時間:5時間46分
【あらすじ・内容】人類は衰退しました1、どんな話?
「人類は衰退しました1」とは、田中ロミオによるライトノベルシリーズの第1巻で、アニメ化もされている作品です。
この物語は、未来の世界を舞台にしており、人類が衰退し、代わりに「妖精」と呼ばれる小さな存在が繁栄する社会を描いています。
物語の主人公は、人とのコミュニケーションが苦手な、人見知りの女の子。
故郷のクスノキの里に戻ってきて、祖父の代わりに新しい調停官の任を引き継ぐことになりました。
調停官の仕事は、妖精たちと共に生活しながら、彼らの文化や習慣を観察し、時には彼らの問題を解決する役割を担っています。
「人類は衰退しました」は、社会の変化や人間の存在意義についての深いテーマが織り込まれており、独特の世界観とキャラクターたちのやり取りが魅力的な作品です。
【口コミレビュー・感想】人類は衰退しました1
“人類は衰退しました1”
あまり期待せずに読み始めた、この一冊。
初めは、少し違和感を感じる“ですます調”だった。
…だったが、いつのまにか世界観に引き込まれていた。
人類が衰退し、妖精がひっそりと繁栄し始めた世界。
約10cmほどの小さな存在ながら、技術は人よりもはるかに先を行っている。
しかし、妖精たちはその凄さを自覚していない…
そして、それらを観察・研究する、人見知りな女の子(やる気はそこまでなく、なんとなく)
世界観は、ジブリや不思議の国のアリスに近い感じ。
こういったファンタジーが好きな人は引き込まれると思う。
ほのぼの系ながら、謎を含むミステリー要素もあるので、続きが気になる面白い一冊だった。
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