今回は「鴨川ホルモー(著者:万城目学)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:万城目学
声優・ナレーター(朗読):水野貴雄
再生時間:8時間51分
【あらすじ・内容】鴨川ホルモー、どんな話?
「鴨川ホルモー」とは、万城目学による日本の青春ファンタジー小説です。
この物語は、京都を舞台にしたユニークなストーリーで、大学生たちが「ホルモー」と呼ばれる奇妙な競技に参加する様子を描いています。
・・・
物語の主人公は、京都大学に通う学生(安倍)。
彼は、京大青竜会という奇妙なサークルに入ることになった。
そこで行われていたのは「ホルモー」と呼ばれる、“謎の”伝統的な競技。
「ホルモーとは何か?」
と先輩方に尋ねても、返ってくる答えは、“鬼や式神を使役して戦う”という、ふざけた答えばかり。
もともと主人公は、そのサークルに所属していた早良京子という女性に一目惚れしただけ。
サークル活動内容には、そこまで興味はなかった。
しかし、他校との「ホルモー決戦」の日。
主人公はその日を境に、“ホルモーの世界から抜け出せない日々“”へと巻き込まれることとなってしまった…
【口コミレビュー・感想】鴨川ホルモー
“鴨川ホルモー”
Audibleで配信されている、万城目学のデビュー作。
万城目学の小説は、変わったタイトルが多いので、前々から気になっていた。
「何から読もうかな…」と考えた時、
やはりデビュー作から、ということで手に取ったのが、今回の“鴨川ホルモー”だ。
事前に口コミなどは、ほとんど見なかったが、
なんとなく、奇妙な物語風の世界観なのかな?と思っていた。
いや、結構そういった世界観は好きなので、期待していた、というべきか。
で実際読んでみたのだが、、
なんか……、微妙。
一応、奇妙な味・ファンタジー味はあるのだが、
ファンタジー・恋愛・青春と、ごちゃ混ぜになり過ぎていて、世界観に引き込まれなかった。
“ホルモー”を追求するなら、それで一冊突き通して欲しかったのだが、
ホルモーという奇妙な世界に迷い込めそうなタイミングで、現実的な恋愛物語を毎回挟んでくる。
……
個性的なタイトルばかりで期待していただけに、正直残念。
読み終わった後に口コミを見てみると、面白い!と評価している人も意外といる。
もはや相性の問題だろうか。。
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