今回は「黒牢城(著者:米澤穂信)」という小説を評価レビューしていきます。
【あらすじ・内容】黒牢城、どんな話?
「黒牢城」とは、米澤穂信が書いた戦国時代を舞台にした歴史ミステリー小説。
第166回直木賞を受賞した作品で、他にも第22回本格ミステリ大賞、第12回山田風太郎賞などを受賞した評価の高い小説です。
黒牢城は、有岡城主・荒木村重を中心に、知将・黒田官兵衛などが登場する物語となっています。
・・・
安土桃山時代。
この戦国の世で、織田信長に反旗を翻した者がいた。
有岡城主・荒木村重。
村重は有岡城に籠城し、織田信長に敵対を示していた。
そんな折、身の回りで不可解な出来事が勃発する。
村重は自分だけの手に負えないとみるや、捕らえ牢屋で監禁していた黒田官兵衛に助言を求めようとするのだが…
【口コミレビュー・感想】黒牢城 米澤穂信
“黒牢城”
第166回直木賞受賞作をAudibleにて。
直木賞の第166回と言えば、ダブル受賞の年。
「黒牢城」と「塞王の楯」
塞王の楯のほうは既に読み終わりレビューしていたが、黒牢城はまだだったので今回Audibleで聴いてみた。
う~ん、個人的には米澤穂信作品の中なら、氷菓とかのほうが物語として楽しみやすいと思う。
黒牢城も決してつまらない小説というわけではないのだが、なんだかキャラクターもそこまで魅力的なわけでもないし、物語としても冗長な部分も多いように感じられた。
一応最後まで読み進めたが、次を早く読み進めたい!と思うような展開の小説ではなかった。
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