今回は「ロスト・トレイン (著者:中村弦)」という本についてレビューをしていきます。
【あらすじ・内容】ロスト・トレインって、どんな話?
『ロスト・トレイン』は、中村弦による小説で、鉄道が題材となっている物語です。
物語は、主人公が廃線跡を訪れている時に出会った、平間という初老の男性と出会う所から始まります。
その後、平間との交流で“まぼろしの廃線跡”という存在を知ると、そこから物語は大きく動いていきます。
彼の旅は、過去の出来事や心の葛藤を整理するきっかけとなり、自己発見や成長を促します。
この作品は、旅の中での出会いや別れ、感情の変化を繊細に描写しており、読者に深い感動を与える内容となっています。
【口コミレビュー・感想】ロスト・トレイン
「まぼろしの廃線跡」というファンタジーワードに惹きつけられ、読み始めたこの小説。
内容や展開によっては、駄作にもなり得るテーマだったが、個人的にはGoodな作品。
物語の途中で挟まれる、やや冗長な説明・表現は気になったが、全体的に物語の進みは悪くなく、スムーズに読めた。
また、冒険ファンタジーとはいえ、子供より大人向けのファンタジー小説だと思うので、
同じく「まぼろしの廃線跡」という言葉に惹かれた方は、ぜひ手に取ってみてほしい^^
(ちなみに、鉄道知識があまりない自分でも楽しめた)
ロスト・トレイン