今回は「また、同じ夢を見ていた(著者:住野よる)」という小説を評価レビューしていきます。
※この本は、Audibleでは配信されておらず、〝audiobook.jpの聴き放題作品〟となっていますのでご注意ください↓↓
著者:住野よる
声優・ナレーター(朗読):大空直美,千菅春香,たかはし智秋,愛美,松田颯水,中島唯,金子有希,阿座上洋平,森下由樹子,千葉俊哉,落合福嗣,香里有佐
再生時間:8時間36分30秒
【あらすじ・内容】また、同じ夢を見ていた、どんな話?
「また、同じ夢を見ていた」とは、住野よるによる小学生の女の子を主人公とした物語です。
・・・
少し孤独でませている、大人びた考え方をする小学生の女の子「小柳奈ノ花」。
彼女は、学校に友達はいなかった。
だが、学校の外で〝3人の女性〟に出会う。
・リストカットをする女子高生「南さん」
・季節を売る仕事をしているという「アバズレさん」
・穏やかだが少し寂しげな「おばあちゃん」
この3人と放課後、交流を深めていく。
そしてある日、国語の授業で「幸せとは何か」という課題を出された。
これをきっかけに、奈ノ花は3人にそれぞれの「幸せ」について尋ねていき、答えを探っていくのだが…
【口コミレビュー・感想】また、同じ夢を見ていた 住野よる
〝また、同じ夢を見ていた〟
初めて読む、住野よる小説。オーディオブックにて。
小学生のちょっと孤独な、ちょっと素敵な物語。
イジメから立ち直るシーンも盛り込まれており、決して悪い物語ではない。
ただ…
大人が読むには、少し綺麗すぎる…というか、ひねりもなくストレートすぎる物語とも言える。
主人公の女の子が、ちょっと変わった面白いキャラなのでその点は楽しめるが、それ以外の物語展開は、少し単調すぎるかも。
(ファンタジー要素も少し混じっている)
なんだかおすすめでよく出てくるので、試しにこの作家の作品を読んでみたが、大人が楽しめるかはちょっと疑問なので注意。
とはいえ、この小説が悪い作品かというと、そうでもないと感じた。
要は、読者層が自分のような大人ではなかっただけ。
文体も小学生風に仕上げてるだけなので、そういった点をガチで批判している大人は…う~ん(^^;
無料キャンペーン!
※audiobook.jpは、無料体験後の継続義務はありません。