話が浅すぎ…「もしも料理店【口コミレビュー・感想・評価】Audible

今回は「もしも料理店(著者:田丸雅智)」という小説を評価レビューしていきます。

著者:田丸雅智

声優・ナレーター(朗読):村瀬歩

料理監修:さわのめぐみ

再生時間:4時間10分


【あらすじ・内容】もしも料理店、どんな話?

もしも料理店」とは、田丸雅智がAudibleオーディブルのために書き下ろしたオーディオファースト作品です。

この物語は、不思議な料理を通じて人々の心を癒す短編小説となっています。


・・・

町の一角に位置する、奇妙な料理店「OGATA」

この店のシェフは、訪れたお客の話をじっくり聞いてから、その人の心の状態に合わせた特別な料理を提供します。

ただ使われる食材は、どれも食べ物とは思えない変わったものばかり。

自動車・公衆電話・トランペット・灯台…

さて、今夜のシェフは、これらの食材をどのように調理し、どんな料理を提供するのでしょうか。


【口コミレビュー・感想】もしも料理店


もしも料理店

Audibleで配信されている、田丸雅智のオーディオファースト作品


タイトルから、ファンタジー要素が入っている物語だろうな…と思い聴き始めてみたが、まさにその通り。

  1. 訪れたお客の悩みを聞く…
  2. シェフはそれを基に、食材とは思えない物を食材とし、料理してお客に振舞う…
  3. お客は、その変わった食材と料理を通じて、悩みを自己解決して帰っていく…

という流れの小説が、短編でいくつも連なっている。

こういった不思議なファンタジー世界観は嫌いではない。

だから楽しみにして聴き始めたのだが、どう考えても1つ1つの内容が浅すぎる(※児童書として出版しているのなら別だが)

お客が抱えている悩みと料理を結び付けて、悩み解決に導いているのはわかるが、少し無理やり感がある。

どれも“正し気な諭し方”ではあると思うんだけど、なんだかAIが回答しているような答えばかり。

いやむしろ、最近のAI(ChatGPT)は、もっと素晴らしい回答をくれるのでAIに失礼か。

こじつけな教訓めいた話というか、淡々としすぎてて、物語に入り込む前に「は?」となった。

今回の作品は、Audibleが配信しているオーディオファースト作品の中でも、かなり微妙な小説だと思う。。


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