今回は「泣き童子(著者:宮部みゆき)」という小説を評価レビューしていきます。
【あらすじ・内容】泣き童子、どんな話?
「泣き童子」とは、宮部みゆきによる人気の時代ホラー小説「三島屋変調百物語」シリーズの1つ。
このシリーズは、江戸時代を背景にした怪談や人間の心理を描いた物語となっています。
叔父の経営する袋物屋「三島屋」に身を寄せる、若い娘おちか。
三島屋では、様々な人々が集まり、怪異や不思議な話を語り合っています。
ある日、70歳を超えているようにも見える白髪の男が三島屋を訪れ、彼女に自分の話を聞いてほしいと懇願します。
番頭の八十吉は男の異常な様子に不安を感じますが、おちかは彼の必死さに心を動かされ、話を聞くことに決めました。
話を聞くと、妙な縁があり、末吉という捨て子を預かることになったという男。
その末吉は、3歳になっても言葉を発しない。
ただ、何故かある時だけ“泣き癖”があったというのですが…
【口コミレビュー・感想】泣き童子 宮部みゆき
「泣き童子 三島屋変調百物語参之続」という短編集に収録されている一篇。
Audibleでは、“泣き童子”だけで1作品として公開されている。
目についたので、軽い気持ちで聴いてみたが、なかなか引き込まれる世界観だった。
語りから江戸時代の情景も目に浮かんでくるし、江戸時代らしい怪談。
隙間時間でも聴ける長さなので、江戸怪談を探してる人にはおすすめ。
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