今回は「パンとペンの事件簿(著者:柳広司)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:柳広司
声優・ナレーター(朗読):岡部たかし
再生時間:6時間42分
【あらすじ・内容】パンとペンの事件簿、どんな話?
「パンとペンの事件簿」とは、柳広司による連作短編ミステリーで、Audibleのオリジナル作品です。
明治~大正時代が舞台となっており、当時の政府から目を付けられている立場の社会主義者たちが中心となり、物語が展開されていきます。
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“文章に関する依頼であれば、何でも引き受けます”
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主人公は、暴漢に襲われ倒れていたところ、風変わりな人々に救われます。
彼らは「売文社(※実在していた団体)」と名乗る集団。
文章に関することであれば何でも引き受ける、という看板を掲げ、活動している会社でした。
主人公は怪しみつつも、売文社の人々と、しばらく行動を共にすることになったのですが…
暗号解読や人攫いグループの調査…など、さまざまな依頼が持ち込まれる売文社。
知恵とユーモアを駆使しながら、不条理な世の中に立ち向かい、難題を解決していきます。
【口コミレビュー・感想】パンとペンの事件簿
“パンとペンの事件簿”
Audibleで配信されている、オーディオファースト作品。
さっそく聴いてみたが、“オーディオファースト”というだけあって、内容は耳に入ってきやすい文体だった。
物語も短編構成なので気軽に聴きやすいし、謎解きもそれなりに楽しめる。
堺利彦という、実在した社会主義者を登場させているのも面白く、
歴史・時代小説としても、興味深く聴ける作品となっている。
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