ペッパーズ・ゴースト【口コミレビュー・感想・評価】Audible

今回は「ペッパーズ・ゴースト(著者:伊坂幸太郎)」という小説を紹介していきます。

著者:伊坂幸太郎

ナレーション(朗読):岡井カツノリ, 三木美

再生時間:12時間22分


【あらすじ・内容】ペッパーズ・ゴーストって、どんな話?

ペッパーズ・ゴーストとは、伊坂幸太郎の小説で、猫殺しハンターやテロなど、複数の事件が同時進行で進んでいく作品です。

人の少し先の未来が見える、中学校の国語教師・壇千郷、

猫をこよなく愛し、猫殺し犯罪を追う殺し屋・ネコジゴハンター、

悲しき事件によって被害者となった、爆弾テロを目論む・サークルメンバーたち。

ペッパーズ・ゴーストは基本的に、これら3つの視点で展開されていきます。

普通なら関わることのなかった3組。

どのように絡み合っていくのか?というのが、このペッパーズ・ゴーストの見どころです。


【口コミレビュー・感想】ペッパーズ・ゴースト


“ネコジゴハンター”

猫殺し犯罪を追う殺し屋たちの視点から始まる、この小説。

初めは、猫殺しがテーマの小説なのかな?とも思ったが、読み進めていくと、どうやらそれだけではない…ということがわかってくる。

少し先の未来が見える壇(教師)の視点も、初めのうちは何が展開されているのか分からなかった。

まぁ伊坂幸太郎の小説は、初めはよくわからない感じの話が多いので、いつものことかもしれないが。

読後感は悪くない。

犯罪に手を染めてしまう者たちの葛藤・苦悩、犯罪者は必ずしも悪と言えるのか?など、考えさせられる一冊だった。

気長に読み進めていくのがおすすめ。


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