今回は「ペッパーズ・ゴースト(著者:伊坂幸太郎)」という小説を紹介していきます。
【あらすじ・内容】ペッパーズ・ゴーストって、どんな話?
ペッパーズ・ゴーストとは、伊坂幸太郎の小説で、猫殺しハンターやテロなど、複数の事件が同時進行で進んでいく作品です。
人の少し先の未来が見える、中学校の国語教師・壇千郷、
猫をこよなく愛し、猫殺し犯罪を追う殺し屋・ネコジゴハンター、
悲しき事件によって被害者となった、爆弾テロを目論む・サークルメンバーたち。
ペッパーズ・ゴーストは基本的に、これら3つの視点で展開されていきます。
普通なら関わることのなかった3組。
どのように絡み合っていくのか?というのが、このペッパーズ・ゴーストの見どころです。
【口コミレビュー・感想】ペッパーズ・ゴースト
“ネコジゴハンター”
猫殺し犯罪を追う殺し屋たちの視点から始まる、この小説。
初めは、猫殺しがテーマの小説なのかな?とも思ったが、読み進めていくと、どうやらそれだけではない…ということがわかってくる。
少し先の未来が見える壇(教師)の視点も、初めのうちは何が展開されているのか分からなかった。
まぁ伊坂幸太郎の小説は、初めはよくわからない感じの話が多いので、いつものことかもしれないが。
読後感は悪くない。
犯罪に手を染めてしまう者たちの葛藤・苦悩、犯罪者は必ずしも悪と言えるのか?など、考えさせられる一冊だった。
気長に読み進めていくのがおすすめ。
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