前半退屈は事実…「新世界より(上)Audible【口コミレビュー・感想・評価】

今回は「新世界より(上)(著者:貴志祐介)」という小説を評価レビューしていきます。

著者:貴志祐介

声優・ナレーター(朗読):大森ゆき

再生時間:11時間32分


【あらすじ・内容】新世界より(上)、どんな話?

『新世界より(上)』とは、貴志祐介によって2008年に発表された長編SF小説の上巻です。

ディストピア的な未来社会を舞台にした、壮大なスケールのサイコホラー・SFファンタジー作品。


舞台は1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を持つようになったが、その力の暴走を防ぐため、厳しい管理体制のもとで平和が保たれている。

物語は、主人公である少女・渡辺早季わたなべ さきの視点から進み、彼女と仲間たちが暮らす集落「神栖66町かみすろくじゅうろくちょう」での生活から始まる。

やがて、彼らはこの世界に隠された恐るべき「真実」に触れていく…


【口コミレビュー・感想】新世界より(上) 貴志祐介


新世界より(上)

貴志祐介の作品の中でも人気だが、極端な賛否両論が巻き起こっている小説をAudibleで聴いてみた。


初めは世界の説明ばかりで、はっきり言って〝めちゃくちゃ退屈〟だった。

物語を楽しませる…というよりも、自分が考えた世界観を聞いてくれ!って感じ。

だが、事前の口コミである程度それを予想していたのと、Audibleという聴き流しながら読んでいけるオーディオブックというのもあって気楽に聴いていた。

そしてしばらくすると(中盤~後半あたりかな)少し面白い展開に突入してきた。

先が気になる流れで、やっとエンタメらしく楽しみながら聴けるようになってきた(これも事前の口コミ評価通り)

とはいえ、確かに序盤は説明しすぎで耐える必要があるかも、という小説なのは間違いない。

もしこれから挑戦してみようと思っている方は、これらの注意点をぜひ心に留めて読み始めるのがおすすめ。

引き続き「新世界(中)」も聴いてみようと思う。


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