今回は「新世界より(上)(著者:貴志祐介)」という小説を評価レビューしていきます。
【あらすじ・内容】新世界より(上)、どんな話?
『新世界より(上)』とは、貴志祐介によって2008年に発表された長編SF小説の上巻です。
ディストピア的な未来社会を舞台にした、壮大なスケールのサイコホラー・SFファンタジー作品。
舞台は1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を持つようになったが、その力の暴走を防ぐため、厳しい管理体制のもとで平和が保たれている。
物語は、主人公である少女・渡辺早季の視点から進み、彼女と仲間たちが暮らす集落「神栖66町」での生活から始まる。
やがて、彼らはこの世界に隠された恐るべき「真実」に触れていく…
【口コミレビュー・感想】新世界より(上) 貴志祐介
〝新世界より(上)〟
貴志祐介の作品の中でも人気だが、極端な賛否両論が巻き起こっている小説をAudibleで聴いてみた。
初めは世界の説明ばかりで、はっきり言って〝めちゃくちゃ退屈〟だった。
物語を楽しませる…というよりも、自分が考えた世界観を聞いてくれ!って感じ。
だが、事前の口コミである程度それを予想していたのと、Audibleという聴き流しながら読んでいけるオーディオブックというのもあって気楽に聴いていた。
そしてしばらくすると(中盤~後半あたりかな)少し面白い展開に突入してきた。
先が気になる流れで、やっとエンタメらしく楽しみながら聴けるようになってきた(これも事前の口コミ評価通り)
とはいえ、確かに序盤は説明しすぎで耐える必要があるかも、という小説なのは間違いない。
もしこれから挑戦してみようと思っている方は、これらの注意点をぜひ心に留めて読み始めるのがおすすめ。
引き続き「新世界(中)」も聴いてみようと思う。
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