今回は「死写会(著者:五十嵐貴久)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:五十嵐貴久
声優・ナレーター(朗読):てらそままさき,名塚佳織,林勇,諏訪部順一,家中宏,甲斐田裕子,伊藤健太郎,青木淳高,安部川賢治郎,加藤美佐,小島幸子,田中光,濱本大史,比嘉良介,前田雄,茂木祐輝
再生時間:6時間47分
【あらすじ・内容】死写会、どんな話?
「死写会」とは、五十嵐貴久がAudibleのために書き下ろしたオーディオファースト作品です。
この小説は、映画監督が遺した映像から始まる、謎の集団自殺を追うホラーミステリーです。
・・・
昭和最後の巨匠と呼ばれた映画監督・白波瀬仁。
久しぶりの最新作を発表ということで、世界からの期待も高まっていた。
しかし、最新作の発表直前に不審死を遂げ、監督はこの世を去った。
配給会社はその事実を隠し、試写会を強行。
試写会当日、多くの関係者が参加したが、放映後、映画を観たほとんどの人が集団自殺を起こす、という事件が。
唯一、生き残った数名の共通点としては、“映画をすべて観ていない”という点。
白波瀬仁が遺した映画には、何かがある…
だが、この映画製作には多大の労力とお金がかかっており、簡単にやめるわけにはいかなかった。
映画の一般公開は、刻一刻と迫っている。
【口コミレビュー・感想】死写会
“死写会”
Audibleで書き下ろされた、五十嵐貴久のオーディオファースト作品。
もしかしてこれは、、リング?
(※貞子で有名な小説)
結構早い段階でそう感じたが、
展開が違うのかな?と少し期待しながら聴き続けていた。
が、結局、、(リングに失礼かもしれないが)リングのような展開だった。
そして、死写会というホラータイトルなのに、まったく怖くもない
(リングも怖くはないのだが、ホラーדミステリー”としては優秀)
実際、聴き終わった後に口コミ評判を見てみても、同じような感想を持っている人も多かった。
というか物語の中で、古参映画監督の作品を“既視感のあるストーリー”と揶揄しているのは、“この小説と被せた狙ったギャグ”ということ?
(そんなギャグ小説なら、それはそれで寒いが)もうよく分からなくなってきたぞw
Audibleのオーディオファースト作品なので、声優をふんだんに豪華起用しているが、さすがに勿体ないと評価せざるを得ない小説だった。
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