すぐそこ 小松左京【口コミレビュー・感想・評価】Audible

今回は「すぐそこ(著者:小松左京)」という小説を紹介しながらレビューしていきます。

著者:小松左京

ナレーション(朗読):高井美紀

再生時間:29分


【あらすじ・内容】すぐそこ、どんな話?

すぐそこ」とは、日本を代表するSF作家・小松左京による短編小説です。

1969年(昭和44年)に週刊朝日にて発表されました。

物語は、山道を歩いている主人公が、県道を目指しているところから始まります。

彼は地元の人々に道を尋ねると、「すぐそこだよ」と言われます。

しかし、言われた方向へしばらく歩いてみても、なかなか県道には出られない。

途中で他の人に出会い、道を尋ねると、また「すぐそこ」という返答が…

いったい主人公は、どこへたどり着くのでしょうか…?


【口コミレビュー・感想】すぐそこ 小松左京


小松左京のホラー短編「すぐそこ」

田舎の奇妙な世界で展開される、ちょいホラー作品。

完全なホラーではないのだが、常に少し気味が悪い…という寒さを味わえる。

個人的に世界観も好みで、不気味さを貫いた結末も良かった。


この作品は、昔の雑誌に掲載され、少し埋もれ気味だった作品。

(軽く調べてみても、短編集などにも収録されていない様子)

Audibleで復活して聴けたのは幸運だった。


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