北方謙三が描く画家「黄昏のために【口コミレビュー・感想・評価】

今回は「黄昏のために(著者:北方謙三)」という小説を評価レビューしていきます。


【あらすじ・内容】黄昏のために、どんな話?

黄昏のために」とは、北方謙三による短篇集で、画家の人生を描いた作品です。

この小説は、18篇から成り立っており、各篇は約15枚の原稿用紙にまとめられています。

作品は、画家が自己の表現を追求する過程や、彼の内面的な葛藤を描写しています。


【口コミレビュー・感想】黄昏のために


“黄昏のために”

画家が主役の小説。

このタイプの物語は、あまり読んだことがなかった。

なので楽しみにしていたのだが…

正直、、面白くはない。

いくつか読み終えても、続きを読みたいとは思わなかった。

そして、その感想は最後まで変わらなかった。

“画家の人生を描く”

ということで、結構興味があったのだが、「本当にこういうのが画家の生き様なの?」と疑問を抱いてしまうような内容も多くあった。

本当に、こんな余裕のある人生なの?

もっともっと、葛藤やらなんやらがあるのでは?

…などと、意外と優雅な人生に違和感を感じたが、実際はこうなのだろうか。

中にはそういう画家もいるだろうが、ほとんどはそうでない気がするのだが…


まぁ、“北方謙三が描く”画家像ということでは、一読の価値はあるかもしれない。

短編集ということで、1つ1つは短く、文体も読みやすくはあるので。。


黄昏のために