今回は「天才(著者:石原慎太郎)」という小説についてレビューしていきます。
著者:石原慎太郎
ナレーション(朗読):原田晃
再生時間:4時間45分
【あらすじ・内容】天才 石原慎太郎、どんな話?
「天才」とは、石原慎太郎が著した、田中角栄の自伝風小説です。
学歴は小学校卒業ながら優れた金銭感覚と人心掌握術を持ち、若くして政界の要職を歴任した田中角栄。
彼は「日本列島改造論」を掲げ、総理大臣にまで昇り詰め、「今太閤」や「庶民宰相」として国民から絶大な支持を受けた。
著者である石原慎太郎は、田中角栄の政治を批判してきた立場から、田中の知られざる素顔とその生涯を描き出す。
万感の思いを込めた希少な政治家の物語。
【口コミレビュー・感想】天才 石原慎太郎
「石原慎太郎 おすすめ本」として、トップに紹介されることの多い一冊。
石原慎太郎の本は、ほとんど読んだことがなかったので、Audibleで配信されたのを機に聴いてみることに。
まず、この本を読んだ感想としては、
よくある偉人伝的な読み物を期待していた方には、向かないと思う。
小説の流れとして、田中角栄の幼少期~死直前までのことを、淡々と書き連ね、その時に感じていたであろうことが記されている。
だが参考になるだけで、話として面白いわけではない。
やはり政治小説として、割り切って読むのがいいのだろう。
政治や歴史の知識も、ある程度必要なので、
「政治はあまり知らないけど、田中角栄の伝説について知りたい…」というような方は、一旦読むのをストップしたほうが賢明だと思う。
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