今回は「東京都同情塔(著者:九段理江)」という小説を評価レビューしていきます。
著者:九段理江
声優・ナレーター(朗読):白妙あゆみ
再生時間:4時間19分
【あらすじ・内容】東京都同情塔、どんな話?
「東京都同情塔」とは、作家・九段理江による中編小説で、第170回芥川龍之介賞を受賞した話題作です。
この作品は、犯罪者のための高層刑務所「シンパシータワートーキョー」という建物が建設された、未来の東京を舞台にしたSF的世界観の小説です。
著者の九段理江さんが芥川賞の受賞会見で、作品の「全体の5%くらい生成AIの文章を使っている」と発言したことでも有名になりました。
【口コミレビュー・感想】東京都同情塔 九段理江
〝東京都同情塔〟
第170回芥川賞受賞作をAudibleで聴いてみた。
前々から耳にはしていた、九段理江の「東京都同情塔」
Amazonだかどこだかで、サンプルはちょこっと読んでいたとは思う。
だが、つまんなそうだし読みにくいな…と思ったので、放置していた小説だった。
そもそも芥川賞受賞作品というか、純文学をあまり面白いと思ったことはないので、感性的にも合わないんだろう。
しかし今回ついに、オーディオブックだし、と思い気楽に聴いてみたのだが……
う~ん、、面白くはない。冗長な会話が多すぎるし、少なくともエンタメ的な楽しさを小説に求めている人には向かない。
純文学はそもそもそういうのとは別…という意見はあるとは思うが、さすがにもうちょっと〝読者のことを考えて〟読ませる工夫をしてほしいな、と思った小説だった。
ただ芥川賞の選評では、まぁまぁ評価は高いんだよな……芥川賞はほんとどこを目指しているんだろうか。。
無料キャンペーン!
※Audibleは、無料体験後の継続義務はありません。