今回は「魔道遺失物係 雨里雨千雨 闇の聖杯の儀式: マーダーミステリー風ゲームブック(著者:柳井政和)」という書籍について、評価レビューしていきます。
【あらすじ・内容】魔道遺失物係 雨里雨千雨 闇の聖杯の儀式、どんな話?
「魔道遺失物係 雨里雨千雨 闇の聖杯の儀式」とは、マーダーミステリー風のゲームブックで、プレイヤーが物語の中で推理を楽しむことができる作品となっています。
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女子高生の雨里雨千雨は、殺人事件に関わった際、自身の隠していた超能力「連想回想」が知られ、警察の特別部署「魔道遺失物係」に入ることになる。
初めての任務で訪れた先は、地方財閥・彩華が所有する別荘。
そこでは、悪魔との契約物「闇の聖杯での儀式」が行われようとしていた。
千雨の任務は、“その儀式を成功させ、最後に聖杯を持ち帰る”というもの。
彼女は、外部協力者の朱鷺村と共に別荘に向かい、儀式に挑むことになるのだが…
【口コミレビュー・感想】魔道遺失物係 雨里雨千雨 闇の聖杯の儀式
“魔道遺失物係 雨里雨千雨 闇の聖杯の儀式”
KindleUnlimitedで読める、マダーミステリー風のゲームブック。
ゲームブックの中でも、かなりよく出来ている作品だと思う。
少し調べると、著者はプログラマーの方で、小説でもデビューもされている方らしい。
特筆すべき点としては、
✓まず、文章がとても読みやすい。
変にこだわった文章ではなく、読む人のことを考えて書かれている文章なのが好印象。
✓また、プログラマーらしく、ゲームブックとしての構成が丁寧。
普通、個人で作ったゲームブックだと、すべての選択先が丁寧に作り込まれていることは少なく、結構雑だったりする。
しかし、このゲームブックは、おかしな点がほぼない。
さすがプログラマー、デバッグがよくされている。
今回のゲームブックは、物語の内容もそれなりに楽しめた。
ミステリー系のゲームブックを探していた方は、ぜひ読んでみてはいかがだろうか。
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