今回は「#柚莉愛とかくれんぼ(著者:真下みこと)」という小説をレビューしていきます。
【あらすじ・内容】#柚莉愛とかくれんぼって、どんな話?
「#柚莉愛とかくれんぼ」とは、SNSが引き起こす恐怖を描いた、真下みことのサスペンス小説です。
第61回メフィスト賞を受賞した本作は、アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛が主人公。
メジャーデビューを目指す柚莉愛は、売り上げ目標に苦しむ中、マネージャーの提案で動画配信のドッキリ企画を実施します。(※血を吐いて倒れる、という行き過ぎたドッキリ)
しかし、その結果、ファンの混乱がSNSで広まり、怒りの矛先が柚莉愛本人に向かってしまうのです。
誰もがSNSで当事者になり得る恐怖を描いた、アイドルが題材の作品となっています。
【口コミレビュー・感想】#柚莉愛とかくれんぼ
“メフィスト賞+タイトルが面白そう”
ということで、手に取ってみた一冊。
初めは興味深く読んでいけたものの、中盤あたりになると冗長…冗長……
読むのが面倒になってしまった…というのが、正直な感想。
一応、どんでん返し的な結末ではあったものの、そこにたどり着くまでに疲れた。
まぁ新人の小説なので、そこまで期待してはいけないのかもしれない。
アイドル好きというわけではないが、Twitterなど“裏垢”は現実にあり得る話なので、いろいろ想像しながら読めたのは良かった。
#柚莉愛とかくれんぼ